DORMY BIZDORMY BIZドーミーの社員寮

INTERVIEW02常駐マネージャー

優先すべきはマニュアルではなく、ご入居者への思いやり

  • ドーミー西国分寺
  • 常駐マネージャー
  • 池内利明

――マネージャーの役割について教えてください

ドーミーだからこその『おもてなし』を実現することです。

社員寮の「安心・安全・利便性」を担う、ということに尽きます。 管理人が常駐しているからこそ、また、顧客第一を大切にする共立メンテナンスの寮だからこそ実現できる「おもてなし」をしているという自負が私にはあります。ドーミーが寮生様にとっての第2の家となれるよう、安全はもちろんのこと、一人一人の心休まる場所にすることを心掛けています。

――ご入居者とはどのようなコミュニケーションを心掛けていますか

一人一人に合った適切なコミュニケーションで、それぞれの方に『家に帰ってきたような感覚』を持ってもらえるよう心掛けています。

全てのご入居者に常にお声掛けをするようにしています。時には冗談も交えながらのコミュニケーションで、若い方からの様々な相談に応じることも含めて、より多くのご入居者から信頼を得られるように心掛けています。 基本的には、寮にいる間くらいは仕事のことを一旦忘れて気軽に過ごしてもらい、翌日からまた元気に仕事に取り組んでほしいという思いで接していますね。 例えば、新卒のご入居者は、社会での仕事や人間関係を初めて経験している真っ最中なわけです。企業様の中には、新卒社員にも積極的に出張を経験させるといった育成方針をお持ちのところもありますから、肉体的にも精神的にも疲弊しているご入居者を見かけることもあります。そうした場合には、まずはその方の話をお聞きして、ご入居者に寄り添うことで心を開いていただけるのではないかと思います。

若い方からは、時には「彼女と上手くいかないんですよ」といったプライベートな相談を受けることもありますが(笑)、その際には人生の先輩としてアドバイスをしています。 また、ご入居者の中には単身赴任の方もおられます。そのような場合には、まずは出身地に関する話題など、話がしやすい切り口でお声がけをします。年齢や経験も若い方とは異なりますから、あまりフレンドリーになり過ぎないように、一定の距離感を保った接し方を心掛けています。 このように一人一人に合った適切なコミュニケーションをすることで、それぞれの方に「家に帰ってきたような感覚」を持ってもらえるのではないかと考えています。 また、日頃からご入居者とのコミュニケーションを積極的に取ることによって、こちらから何かお願いをする時にもスムーズに対応していただけますし、結果的により良い寮運営にもつながっていると感じています。

――研修で学んだことはどのように現場で活かされていますか

特に力を入れているのが衛生講習。ここまで徹底している会社は、当社以外には無いのではないでしょうか。

入社時からの研修の内容を振り返ると、まず最初に本社にてコンプライアンス研修を受講しました。 その後、地区長と呼ばれる複数の寮を管掌するマネージャーの寮にて、一週間の実務研修を受けました。この研修の内容としては、基本的なパソコン操作、帳票類全般の作成方法や提出方法、円滑な寮運営の為の基礎を学ぶ、といったところです。
共立メンテナンスが会社として特に力を入れているのが衛生講習です。基本的にドーミーでは寮母が調理を行いますが、定期的に各寮の寮母が集まって衛生講習や調理講習を行っています。 集団生活で注意すべきなのは、何といっても感染症です。それを防ぐ為に、マネージャー・寮母だけでなく、パートも含めた調理に関わる全員が衛生管理を徹底しています。 例えば、万が一インフルエンザなどに罹患してしまった方が出た場合は、ご本人には居室から出ないようお願いするとともに、共同トイレや大浴場の利用制限についてもご理解をいただきますし、食事についても私達が居室まで配膳する形をとります。また、当然ながら館内の消毒も行います。ここまで徹底している会社は、当社以外には無いのではないでしょうか。

――ご入居者のお世話をする上で、ご自身で努力や工夫していることはありますか

マニュアルに沿った運営をするだけでなく、あえて寮則に縛られない運営をしています。

思いやりの心を持ち、明るい雰囲気をつくる為に、あえて寮則に縛られない運営をしています。 例えば、食材の発注の関係で食事は申込み制なのですが、出張が続いたなどの理由で食事を申し込まれていなかった場合には、こちらから積極的にお声掛けをして召し上がっていただけるようにしています。 それから、大浴場の利用時間についても、ご入居者にとっては仕事の疲れを癒す貴重な時間ですから、多少であれば規定時間を過ぎてもとやかく言うことはありません。洗濯機の利用についても同様で、仕事の都合で帰りが遅くなるのは仕方のないことですから、多少であればわざわざ指摘はしません。

これらは、寮則に厳密に従うのであれば注意すべきことです。もちろん、限度を超えた利用だと判断した場合には指摘をすることもありますが、ご入居者を思う気持ちがあれば、できるだけ自由にさせてあげたいと思うのはどのマネージャーも同じなのではないでしょうか。 また、ドーミーでは体調を崩された方にはお粥やうどんなど、消化に良いお料理を提供しています。実は私はお粥の味にはこだわりがありまして、お米本来の甘みを出す為に30分以上かけて作っています(笑)。ご入居者に少しでも早く治ってほしい、体調が悪くても少しでもおいしく召し上がってほしいと思うと、自然とそうなるんです。 マニュアルに沿った運営をするだけでは、ドーミーらしさは出てこないと思います。ご入居者に「自分の家」のように寛いでいただける寮にする為、マネージャー・寮母ともに力を合わせてお世話をさせていただいております。

――社員寮管理・運営のプロとして最も重要だと思うことは何ですか

より良い住環境を実現する為に何よりも大切なのは、ご入居者を思う気持ちだと考えています。

食事も含めて、総合的により良い住環境を提供し、臨機応変に業務を遂行することです。その環境を実現する為に何よりも大切なのは、ご入居者を思う気持ちだと私は考えています。 ご入居者に何をしてあげたいか。こちら側のそうした思いがご入居者に伝わることで、お互いのコミュニケーションが生まれ、ご入居者とともにより良い寮を作っていくことにつながるのではないかと思います。