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~寮助(リョウスケ)の社員寮ドーミーコラム③~

課題例
2022.08.15

     

    ③「東京のおかん」が風邪を引いた寮生に「あれ」をしてあげた話

     

     皆さん、こんにちは。寮助です。今回も是非最後までお付き合いください。

     

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    今回の主役は、寮母です。社員寮ドーミーは、マネージャー・寮母に夫婦で住みこみ勤務をして貰っているのですが、主にマネージャーが管理全般を、主に寮母が調理全般を担当しています。外部委託等ではなく、全て当社にて直接雇用をしており、常に最前線で現場を守ってくれる我々の大切な仲間です。

     

    ちなみに、辞書で「寮母」と引くと、こう書いてあります。

    「寄宿舎や寮で,寄宿者たちの世話をする女性」

    正に「お世話をする」というのがしっくり来ると言うか、調理業務だけではなく、ご入居者を自分の家族だと思って身の回りのサポートやお世話をさせていただくのが寮母の業務内容です。例えば地方から都内に上京してきた学生さんにとっては、寮母はさながら「東京のおかん」なわけです。

     

    そんな寮母による、ご入居者の病時対応にまつわる話を1つお届けします(コロナ禍突入前のお話です)。

     

    ある男子寮に住む高卒新入社員のご入居者(18歳)が、フラフラと寮内を彷徨っており、それを見かけた寮母が声を掛けました。

    寮母「どうしたの?具合でも悪いの?」

    寮生「そうなんです。多分熱があって・・・ムニャムニャ・・・」

    寮母「大変。薬とか飲んだ?病院は?」

    寮生「いえ、まだ何も・・・」

    寮母「ご実家で熱が出た時はどうしてたの?決まって飲んでたお薬とかあるの?」

    寮生「母が坐薬を入れてくれてまして・・・ムニャムニャ・・・」

    よく見ると、そのご入居者は手に坐薬らしきものを握りしめています。

    寮母「分かった。じゃあ私が入れてあげるからこっちへおいで」

    と申し出た寮母は、管理室の奥にあるマネージャー夫妻の居室に彼を招き入れ、坐薬を入れてあげたとのこと。

     

    このエピソード、結構突っ込みどころが満載です。18になるまでお母さんに坐薬を入れて貰う家なんぞあるのかとか、何故そもそも坐薬を握りしめて彷徨っていたのかとか、部屋で自分で入れればええやんけとか、お母さんが坐薬を入れてあげていたと聞かされたとして、果たしてすぐに寮母が同じように入れてあげようとするものか、とか・・・

     

    ただ、上記の話は紛うことなき事実でして、いくら家族のようにお世話をするのが仕事であると認識していても、言ってしまえば見ず知らずの若者のお尻に触れるという行為をできる人がどれだけいるでしょうか。よって手前味噌になりますが、間髪入れずにそういった選択肢を提示し、実行に移す我が社の寮母に対し、畏敬の念を禁じ得ません。家族のように「お世話をする」という自身に課されたミッションを、忠実に、そして自然と実践してくれているわけです。とても誇らしく思います。

     

    もちろん「風邪を引いたら坐薬を入れて差し上げる」は、全国の社員寮ドーミー全ての付帯サービスではありませんが(笑)、本当の息子・娘と同じようにご入居者のお世話をしてくれているという点では共通していると、筆者は自負をしている次第です。

     

    最後に余談ですが、「寮母」という言葉をジェンダーレスワードにした方が良いのではないかという声が当社内で挙がってきています。かつて「保母」が「保育士」となり、「看護婦」が「看護師」となった事例に倣うべしという機運が高まっているのですが、「調理主任」は硬いし、「サブマネージャー」とかだと不要な序列ができてしまうし、「マザー」だと解決にならないし(笑)・・・と社内で迷走しております。読者の皆さんの中で、もし妙案が浮かんだ際は是非教えてくださいね。

     

    では、次月のコラムでまたお会いしましょう。

     

     

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    ※筆者紹介~寮助(リョウスケ)~

    共立メンテナンスの20年戦士。給与・労務や新卒採用業務を歴任後、社員寮ドーミーの営業活動に7年従事。その間に纏め上げた新規契約室数は3,000室以上!法人様のドーミー契約こそが自身の至福と自認する、ドーミー大好き人間。甘党。あんこはこしあん派。

     

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