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新卒の離職率がドーミー導入で3分の1に

導入事例
2019.12.16

     

    導入企業様プロフィール
    O社
    東京都品川区大井町
    電気・エネルギー・ネットワーク設備管理
    従業員数635名/男女比571:64/単身者割合約20%
    ※2019年時点

    背景・経緯当初の狙いは新卒社員のコミュニケーション力育成

    「すべては会話から始まるんです」こう語るのは、電気・エネルギー・ネットワーク設備管理を行うO社で人事総務を担当するA様。設備の保守業務には、事務スタッフから技術スタッフへの適切な指示が必要ですが、「(若手の事務スタッフは)親世代ほども年上のベテラン技術スタッフに指示を出さないといけない。それがなかなか難しい(A様)」など、コミュニケーション力の育成は、2015年頃のO社の課題のひとつとなっていました。
    重要なのは、若手社員のコミュニケーション力育成。わかってはいても、なかなか対策が進まない中、A様の目に止まったのが『ドーミー』でした。複数の企業が共存する形式で管理・運営される寮で生活することで、幅広い相手との対話経験を日々積むことができ、コミュニケーション力の成長が促されると考えたのです。

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    3年以内離職率が最大30%だった2015年以前

    2015年当時、O社がコミュニケーション力の育成を重要課題と考える理由はもうひとつありました。それは、「入社3年以内の離職率」です。O社の数値は毎年度20%前後を推移し、最大で30%に達したこともありました。当時、平成27年度の大卒就業者の3年以内離職率データ(厚生労働省)と照らしあわせると、調査対象全産業の平均32.3%よりやや低いものの、厳しくなることが予想されていた求人市場の動向を考えると看過できない水準にあったと言えます。
    O社では、その原因のひとつが「社員同士の横、上下のつながりが希薄になっていること」と考え、社員間コミュニケーションの活性化に向けた検討を開始しました。

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    考察・検討全社的なコミュニケーション活性化プロジェクトを始動

    社長自らの発信により、全社的な「社内コミュニケーション活性化プロジェクト」を始動。全国650名の従業員を一堂に集めることは難しいものの、全国の営業所ごとに行う全社ボウリング大会の実施や、社内イントラサイトに、社員がペットなどの写真を自由に投稿できる写真館コーナーの創設など、さまざまな対策が行われました。こうした中、2005年以降廃止されていた自社社員寮の復活も対策の一環として検討のテーブルに浮上。「同じ釜の飯」による社員間のコミュニケーション活性化を図ろうとする動きが本格化しました。

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    自社寮や一般賃貸借り上げにはない「複数社共同寮」の効果を重視

    「自社保有寮や一般賃貸の借り上げ寮という案も、もちろんありましたが、目的を考えれば、『ドーミー』という選択肢は必然だったと言えます」とA様は検討過程を振り返ります。
    いくつかの候補が挙げられる中、離職率低下のための若手社員の横のつながり、先輩・後輩間の上下のつながりの強化は、一般賃貸では望めず候補から除外。そして、自社保有寮か『ドーミー』か、の選択は、「世代や経験を超えて適切なコミュニケーションができる力の育成を目指す」という観点で判断されました。その結果、“複数の企業が共同生活している”ことが、幅広い相手とのコミュニケーション力が自然に身につく可能性が高い、との判断により、『ドーミー』を利用することが決定しました。

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    決め手となった魅力は「マネージャー夫妻常駐」

    「食事が良かったことと、やはり魅力的だったのはマネージャー夫妻が24時間常駐してくれていることでしたね」と、決定した当時をA様は振り返ります。『ドーミー』では、マネージャー夫妻が常駐することで、セキュリティはもちろんのこと、宅配便や郵便物の不在受け取り、病気になった際の一時的な看病などにも対応しており、「何があっても安心なので、それが決め手になった(A様)」と、サービスレベルの高さが決定を左右していたことがわかりました。

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    導入・成果新卒社員に特化した社員寮として定着

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    <導入の概要>
    ■導入物件例:ドーミー多摩川(男性)
    ■導入方式:一室利用/長期利用
    ■入居状況:35名
    高卒18歳~大卒22歳の新入社員から入居/最長4年間
    ※写真はイメージです。実際の導入物件とは異なります

     

    120室のキャパに対して、O社は35名と最も多くの入居がありますが、ほかに18社が入居しており、当初の狙い通り、幅広いコミュニケーション機会を寮生活の中で実現しました。会社に近い『ドーミー』の中から、将来の新卒増加も踏まえ、キャパの大きい『ドーミー多摩川』を選択。中規模サイズの建物で造りもゆったりしていたことも、選択の理由となりました。

    3年以内離職率は10%以内に改善

    「『ドーミー』を導入した2015年以降、3年以内離職率は多くて10%程度。それまでの20~30%水準からは大幅に改善しました」とA様。『ドーミー』での仲間や先輩とマネージャ―夫妻の会話が、ひとりで悩みがちな若手社員のメンタルケアにつながっていると考えています。
    また、新卒説明会でも、社員寮があることで、「本人もだが、親御さんの関心度が高く、安心してお子さんを送り出せるのが大きい(A様)」とのこと。採用環境は厳しい時代が続くものの、『ドーミー』が採用競争力の一翼を担っていることを実感していただいています。

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    VOICE

    O社  人事ご担当者A様

    寮があることで、いろんな成果が
    上がっているのを実感

    2015年までグループ企業の寮を共同で利用していましたが、食事はなく、また空間としても狭かったために「これでは環境理由で離職が増えてしまう」という危機感を持ったこともありました。『ドーミー』を寮としてからは、採用活動でも自信を持って強くアピールできますし、特に地方からの就活生への引きは強いと感じます。これからも、『ドーミー』を利用し続けることで「わが社には環境の良い寮がある」ということを、どんどんアピールしていきたいですね。

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